普通自動車免許を取得するには自動車学校に通う必要がある？

普通自動車免許とは、一般的な乗用車を運転する為の免許です。これを取得するには公安委員会の運転免許試験場にて指定の運転免許試験に合格する必要があります。

試験は実際に自動車を運転してその技術を評価する技能試験と、標識の見方や交通ルールについての問題が中心の筆記試験に分かれていますが、技能試験の方は指定の自動車学校を卒業していると免除される仕組みになっています。

自動車学校ではどのようなことを勉強するの？

自動車学校は教習所と呼ばれることがほとんどですが、学校という名前の通り、免許を取得する為のカリキュラムに基づいた授業を行う施設です。技能試験、筆記試験のどちらもこの教習所で勉強できます。

特に技能試験に関しては、教習所の卒業証明書があると試験を免除されることから、何度かの定められた教習所内の試験に全て合格できないことには卒業できません。

筆記試験は運転免許試験場で合格しないといけませんが、試験問題を想定した授業を行い、卒業までに模擬試験も行われるので、きちんと授業を受けていればこちらの試験でも困ることはないでしょう。

尚、自動車にMT（マニュアル）車、AT（オートマチック）車の2つのタイプがあるように、普通自動車免許もMT免許とAT免許に分かれています。MT免許はAT免許を兼ねていますが、AT免許でMT車を運転することはできません。運転免許試験場で実技試験が免除されるのも卒業したコースの方だけなので、どちらか必要な方のコースを受講してください。

この教習所の卒業証明書を持参して、管轄（住民票に記載されている住所によって決められています）の運転免許試験場でいざ本番の試験を受けてください。